すぐ慣れる!海の中での呼吸法

海での呼吸で絶対に忘れてはいけないのが「絶対に息を止めない」ということです。息を止めてしまうと死に直結する恐れがありますので、呼吸を続けてください。「当たり前」だと思うかもしれませんが、きれいな魚、大きな魚を見ると感動のあまり呼吸をすることを忘れるダイバーもいるからです。

海ではレギュレータのマウスピースを上の歯と下の歯で噛んでいるのと、マスクが鼻全体を覆っているので、最初は呼吸に違和感を覚えます。常に口呼吸となり、鼻から呼吸はしづらいです。

ゆっくりと「吸って」「吐いて」「吸って」「吐いて」を繰り返してください。本当にゆっくりと呼吸をしてください。慣れない環境に放り込まれると緊張して呼吸が速くなってしまし、心臓がドキドキし、パニックになってしまうこともありますので、とにかく長く吸って、長く吐いてを海面、海中で繰り返してください。

ボートダイビングの場合、エントリー時(海に飛び込む時)は、その衝撃でマスクやレギュレーターが外れないように、片手でマスク、レギュレーターを押さえて飛び込みます。しかし、何らかの形でマスクがとれてしまったり、レギュレーターが外れてしまうこともあります。そんな場合でも落ち着いて呼吸をしてください。BCDにエアを入れて飛び込みますので、まず溺れる心配もありませんし、海面に浮かんでいる間は、周りの景色も見れますのでとにかく楽にしてください。

初心者はすぐにエントリーした後すぐに呼吸が苦しくなってレギュレーターを外して通常の呼吸をしようとしますが、これでは体が慣れません。海面にいても常にレギュレーターを外さないようにしてください。

エントリーに失敗したり、思わすレギュレーターを外してしまうと、塩水が口の中に入ってきます。海面にいるときはまだしも、海中でレギュレーターが外れてしまうと大量の海水が口の中に入ってきます。そうならないように、エントリー時も海中でも口は小さくしておいてください。万が一レギュレーターが海中で外れたとしても、口を小さな状態にしておき、少しの隙間から息を吐きながら、レギュレータを再度口にくわえます。レギュレーターが海中で外れるとレギュレーターの中に海水が入ってしまいますので、再度口にくわえたあとはレギュレーターの前面についている「パージボタン」を押して海水を外に出してください。これで元通りに呼吸ができます。

また海水を口に含んでしまった場合、口がからからになって気持ち悪くなりますが、そのままゆっくりとレギュレーターをつけたまま呼吸をしてください。1~2分経てば慣れてきますので大丈夫です。

冒頭でも書きましたが、絶対に呼吸を止めないでください。そしてゆっくりと呼吸をすることをこころがけてください。海に潜ったら一度着底をし、インストラクターが「呼吸は大丈夫か?」と確認をしてくれます。呼吸が乱れているダイバーには「ゆっくりと」と合図を送ってくれ、呼吸が落ち着くまで待ってくれます。大きく吸って、大きく吐いて、長く吸って、長く吐いて・・・。これを繰り返してください。