もうこれで悩まない!機材のセッティング方法

慣れるまでが大変なのが器材のセッティング方法です。
レンタルであってもショップで購入しても、海でセッティングをするのが自分ですでので速くセッティング方法を覚えてください。

ショップで購入したレギュレーターとオクトパス(レギュレーターの予備)とゲージ(方向、水深などが分かるもの)はショップ側で接続した状態で納品されます。またレンタルの場合もレギュレーターとオクトパス、ゲージは一体化しているので、これは問題ありません。

さて、今あなたのメッシュバッグには「BCD」「レギュレーター(兼オクトパス・ゲージ)」「マスク」「シュノーケル」「フィン」「グローブ」「ブーツ」が入っていると仮定してください。事前にマスクとシュノーケルは接続しておきましょう。シュノーケルを差すだけですので簡単に接続できます。「フィン」「グローブ」「ブーツ」も問題なし。ややしいのが「BCD」「レギュレーター」「マスク」です。

ボートに乗る場合で説明します。ボートには20人くらいが座れるようになっており、一人ひとりの席に穴があいています。この穴に酸素タンクが置かれます。タンクはスタッフが運んでくれますので、自分で置く必要はありません。しかしダイビングが終わって海からあがった後は、自分で穴にタンクを入れる必要があります。ボートに乗ったら必ずウェイトとウェイトベルトをもらうことを忘れないようにしてください。これがなければ海で浮き上がってしまいます。

ボートに乗ったら出航する前にまずは酸素タンクから正常に空気が出ているか、その空気から異臭がしないか確認します。ブルブにはOリングという黒い丸い形のリングがついており、これがあることで空気の漏れを防ぐのですが、何かひょうしにこのOリングがなくなっていることがありますので、これがないと空気が漏れてしまい危険になりますから、すぐにタンクを取り換えてもらうようにしてください。

次に「BCD」「レギュレーター」「酸素タンク」をつなぎます。タンクの上部の突起にBCDの背面をひっかけます。BCDの背面の上部に輪になっている箇所があり、それにタンクの上部のバルブ部分を通します。そしてBCDの背面の中ほどに太いマジックテープがありますので、タンクがはずれないようにギュッと閉めます。これがゆるいとダイビング中にタンクがはずれる可能性があります。

そしてレギュレーターとタンクのバルブを接続します。レギュレーターからはケーブルがいくつか出ているので、ダイビング中にバラバラにならないようにBCDに専用の通す穴がありますから、そこに通してまとめておきます。レギュレーターとタンクを接続したら、タンクのバルブを回し空気の残圧を確認します。確認がとれたらその数値を覚えてきます。バルブを完全に閉めてセッティングはおしまいです。

ボートがダイビングポイントまで来たら、タンクのバルブを全開にしてください。バルブを閉めたまま海に飛び込むことは危険です。

マスクは曇り止めをしてからマスクを着けてください。マスク内部に前髪が入らないようにしてください。少しでも空間があるとそこから海水が入ってきますのでご注意ください。