一般的なダイビングスポットにある施設の利用方法

ダイビングスポットに行くとダイバーたちの憩いの場となる場所があります。仮に名称を「ダイバーセンター」としておきましょう。初心者にとっては非常に分かりづらい面もありますので、一般的なダイバーセンターについてご紹介します。

初めてダイバーセンターに行くと、まずスタッフから温かなお出迎えと施設の利用の仕方について説明があります。

初心者がまずセンターに行く前に悩むのが「水着」です。「水着を着ていったほうがいいのか」「後から着替えればいいのか」なんていうなかなか質問しづらい内容ですが、結論から言うとどちらでも構いません。更衣室も男女で別々ですので私服で行って現地で水着に着替えることも可能です。ただ、更衣室の中はコインロッカー式というよりはまだまだ「かご」が置いてあるだけで、そこに自分の着替えやタオルを入れておくことになります。貴重品(財布、携帯電話など)はスタッフに預けれるか、センター内のコインロッカーに預けるなどしてください。

ウエットスーツや器材をレンタルする場合は構わないのですが、ご自身でご用意されたものに関しては、いったんセンターまで持ってきて、センターの前にはウエットスーツをかけておく場所(専用のしっかりとしたハンガーが自由に使えます)があります。ただし器材は広げ過ぎると邪魔になるので、ブーツだけ取り出しておいて、残りはメッシュバックに入れたままにしておきてください。メッシュバックは邪魔にならないようにしておいてください。

前後しましたが、センターで手続きを済ませると次に、自分がどのチームなのかを確認してください。そして「今日の体調」「緊急連絡先」「経験本数」などを書いて事務的な手続きを終えてください。スタッフからは「船が出発する30分前には荷物をまとめてトラックに積んで、船着き場まで来てください」という指示があります。それまでは水着でウロウロするのも良し、私服でセンター内でお茶を飲んだりするのも良しです。出発する前までにはお手洗いを済ませておいてくださいね。一回のダイビングで60分(船着き場からダイビングポイントまでの往復時間を含む)は見ておいてください。

センターには、「カメラを真水につけておくためのタンク(ダイビング前、ダイビング後共通使用)」「器材やウエットスーツを洗うためのタンク」、「器材やウエットスーツなどを干すための場所」があります。またシャワー室も完備されており、ウエットスーツを脱いだ後にシャワーを浴びられるようになっております。シャンプーやリンス、ボディソープも完備されております。

食事ですが、予約の際に弁当をセンターに注文しておくことも可能ですし、センターに来る前にコンビニなどで買っておいてセンター内の冷蔵庫で冷やしておくことも可能です。ただ、センターによっては周囲にコンビニがない箇所もありますので、事前に確認をしておいてださい。またセンター内には無料のお茶やコーヒーなども完備されているところが多いです。インスタントですがお味噌汁もセルフサービスであります。